ベランダビオトープ 作り方

ベランダビオトープで楽しむ

 

 

庭が無くても、ビオトープはベランダで楽しむことができます。作り方も難しいことは殆どありませんので、是非チャレンジしてみてください。

 

もちろんベランダに作ろうとするのですから、「自然生態系の再生活動」という本来の意味そのものにはなりませんが、自然を愛し大切にしたい、という気持ちは充分共通だと思います。

 

普通の庭やガーデニングと少し違う点は、人間的な美意識でデザインしすぎない、人工的に作りこまない事でしょう。ベランダビオトープで最適なのは水鉢で、手に入りやすい睡蓮鉢でOKですが、最近はビオトープ用の鉢も売られています。

 

土にはビオトープ専用のビオソイルがあり、これは天然なので栄養分があり、微生物などが含まれ、水の良い栄養分になるそうです。

 

荒木田土(田んぼの土)、スイレン用の土でも構いません。これを鉢に入れて塩素抜きをした水道水を注ぎ入れます。最初はかなり水が濁ってしまいますが、1日経てば自然に澄んできます。

 

水草は水が濁っている時に入れます。メダカやタニシ、ヌマエビなど生き物は水が澄んでから入れてください。水深は20cm以上が目安です。ここまで作ったら後は生物に任せて見守るだけです。

 

水は常に置き水をしておき、水鉢の水が減ったらここから足すようにしてください。水草が増えたら間引きしてください。さあここから小さな生態系が始まります。